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よりストレスの無い矯正治療のために

審美ブラケット

最近はテレビにもブラケットを付けたタレントをみることが増えてきました。でもその多くはいわゆる審美ブラケットという、透明や白のブラケットです。
この審美ブラケットもその材質はセラミック製のものとプラスチック製のものがあります。プラスチック製のものはかつては着色や摩耗がみられ、治療終盤で交換をする必要などもありましたが最近のものはそういうことはほとんどありません。当院では現在装置の破折の少なさや、対合歯の摩耗の危険性などを考慮しプラスチック製のものを中心に使用しております。

ホワイトワイヤー

審美ブラケットに組み合わせることでより、装置を目立たないものにすることができます。欠点としてはやや費用がかかること。針金の白いコーティング材が剥がれてしまうこと。コーティング材によって摩擦が大きくなり歯が動くのが遅くなる可能性があることです。現在ホワイトワイヤーの開発は矯正歯科器材各社でしのぎを削っており今後の開発にさらに期待ができます。

リンガルブラケット

裏側からの装置は、当初は発音などに問題が出やすいですが、じきに慣れることがほとんどです。症例にもよるのですが、治療期間が表からのものにくらべると長くなることもしばしばあります。その他の欠点としては、顔貌の改善を希望する患者さんには表とは力のかけかたなどが異なることから改善が見られにくいこともありますが、患者さんの状態により異なります。また裏側の治療の欠点を補う形で上は裏、下は表につけるハーフリンガルというやり方もあり、顔貌の改善が難しいケースで裏側からの治療を希望される方にオススメしています。

インビザライン

ブラケットを使わず、透明なマウスピースを使い行なう治療法です。ひとつのマウスピースを概ね2週間ほど使いながら少しづつ歯を動かしていきます。装置は透明ですので装着してしまうとほぼ見えません。また歯磨きのときに外すことができるのも利点といえます。一方で1日20時間の装着が必要で、これを理由にこの装置を選択しない方もいらっしゃいます。この装置は決して悪い装置ではありませんが、全ての症例でトラディショナルなブラケットを使う方法と同じ結果がでるとはいえないと感じています。とりわけ成人患者さんに多い顔貌の改善は苦手であると言わざるを得ません。しかし比較的平易な症例や顔貌の改善を行わなくて良い症例で、装置が目立たないことを望む患者さんにとっては良い方法ではないかと思います。

インプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを使った矯正)

当院では、口元の改善を達成すべき治療の大きな目標と考え多くの患者さんに満足をいただいていると考えています。しかし口元の改善にはヘッドギアと呼ばれる頭にかぶる装置を一日8~10時間使用することが必要になることが多く、成人の患者さんにはひとつの大きな障壁になっていました。しかし現在は歯科矯正用アンカースクリューというものが開発され、これを使うことでヘッドギアを使用せずに、ヘッドギアを使った場合とほぼ同じような治療結果が出せるようになりました。これは特にヘッドギアを使うのが難しかった成人の患者さんには朗報です。少しこわいような印象をもたれる患者さんもいらっしゃいますが、実際の植立自体はそれほど怖くありません。しかし、骨の厚さなどの問題で脱落してしまい歯科矯正用アンカースクリューを使えない患者さんがいらっしゃることも事実で、その場合は再度植立し直すか、ヘッドギアを使うというのが選択肢となります。

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